最近、Antigravityのエージェントを使って、新しくツールの作成を試みています。 ただ、こちらの思い通りに動かしてもらうための指示の出し方というのは、なかなか骨が折れる作業ですね。
何度かやり取りをする中で、いくつか気がついたことや失敗したことがありましたので、備忘録として書き留めておきます。
仕様の相談は「WEB収集+サブエージェント」で
エージェントに新しく作成するツールの仕様を相談する際、いきなり答えを求めると、どうも的外れな返答がくることがあります。
色々試した結果、最初に「WEBでの情報収集」と「サブエージェントでの議論」をさせるのが良さそうだと感じました。 具体的には、まず彼ら自身で情報を集め、サブエージェント同士で議論をさせた上で、 こちらへの回答や提案をまとめるように指定します。 こうしてワンクッション置くことで、少しは納得のいく提案が返ってくるような気がしています。
計画書は「詳細に、厳密に、漏れなく」と念を押す
仕様が固まり、いざ実装用のチャットに切り替える際には「計画書」が必要になります。 これをエージェントに作成させるわけですが、普通にお願いすると、 かなり曖昧でふんわりとした内容を書き始めてしまいます。
これでは実装の際に困ってしまいますので、計画書の作成を依頼する際は、 こちらの意図を汲んでもらうために「詳細に、厳密に、漏れなく記載してください」と、 しつこいくらいに指定する必要があるようです。
「/teamwork-preview」の実験とプロンプトの限界
また、エージェントの機能として「/teamwork-preview」というものがあったので試してみました。 しかし、結果としては「うーん……」という感じで、期待したほどの効果は得られませんでした。
原因を考えたのですが、おそらくプロンプト(指示文)の段階で、 彼らに「検証と評価と修正」をしっかりやるように指示しなかったからではないか、と思い至りました。
そこで、次のような一文を指示に付け加えてみることにしました。
「検証と評価と修正については、指示書どおりの挙動ができるようになるまで徹底的に繰り返すこと。※永久ループに入らないよう要注意」
永久ループに入ってフリーズされても困るので、そこは注意書きとして添えました。 これなら、自分たちで修正を繰り返して、まともなものを出してくれるのではないかと期待したのです。
実際にこれで試してみたのですが、 結論から言うとあんまり意味はありませんでした。
指示書通りに動くまで確認してくれ、とお願いしても、 なかなか人間の言葉のニュアンスは伝わらないもののようです。 AIを使いこなすへの道のりは、まだまだ遠そうですね。地道に試行錯誤を続けていこうと思います。