アドセンスの審査に通らない理由を相談してみた
ブログに広告を載せてみようと思い、
大手のアフィリエイトサービスにも登録してみました。
ただ、いざ探してみるとなかなか自分のブログに合う広告がなく、
やはりGoogleアドセンスの方がいいのかなと考えて申請を出していました。
ところが、何度申請しても審査が通らず、
画面には「有用性の低いコンテンツ」という通知が出るばかりです。
そもそもこの審査はどれくらい厳しいものなのか気になり、
Antigravityに現状を相談してみることにしました。
AIにブログ全体の仕組みやコードもあわせて確認してもらったところ、
最近の審査はかなり厳しくなっていて、
5回から10回以上落ちることも珍しくないそうです。
特に私のブログの場合、以下の点が審査基準とぶつかりやすいと教えてもらいました。
・日々の作業記録という日記スタイルと、検索してくる人の悩み解決との間にギャップがあること
・セキュリティのために具体的なファイル名などを伏せているため、手順が抽象的に見えやすいこと
・単元未満株や資産管理など、審査が特に厳しいお金関連の話題が含まれていること
これだけでもハードルが高そうだなと思ったのですが、
さらに驚いたのは、記事の中身以前に、
サイトの技術的な設定や規約まわりに6つも明確な不備があったことです。
まずは足元の問題を一つずつ順番に片付けていくことにしました。
サイトの基本設定と謎だったプロフィールの手直し
最初に見つかったのは、検索エンジンにページ構成を伝えるサイトマップの設定ミスです。
出力されていたURLがすべて初期状態のダミーアドレスのままになっていました。
これでは検索エンジンに正しい場所が伝わるはずがありません。
設定用のデータから本番のURLを自動で読み込むように直してもらい、
巡回ロボット向けの案内設定もあわせて追加してもらいました。
2つ目は、ページごとの説明文や正規URLが個別に出力されていなかった問題です。
ここを修正してもらう際、あらためてこのブログの前提条件をAIに伝えました。
このサイトは外部からの攻撃に強く、かつ軽く扱いやすくするために、
表側で余計なプログラムを動かさない純粋な静的ページ構成にしています。
そのため、動的な仕組みを使わずにビルド時だけで完結するように直してもらい、
今後の作業でも忘れないよう、AI用の指示書ファイルにこの設計方針を明記してもらいました。
続けて3つ目の対応として、画面のあちこちに残っていた仮のダミー広告枠をすべて削除し、
審査用のタグを公式の標準的な書き方に統一してもらいました。
さらに4つ目では、プライバシーポリシーに広告配信やCookie利用に関する説明を追記しました。
そのついでに運営者プロフィールのページを確認したところ、
以前仮で作ってもらった「定年退職してカメラと散歩が趣味」という、
自分とはまったく違う謎の人物設定のまま残っていることに気がつきました。
さすがにこのままではまずいので、30代後半でプログラムに詳しくない状態から、
Antigravityを使って環境づくりやツール作成に挑戦しているという、
実際の自分に合った等身大の自己紹介に書き換えてもらいました。
攻撃の入り口を作らずに連絡窓口をどう置くか
5つ目の課題として残ったのが、連絡窓口(お問い合わせフォーム)の扱いです。
冒頭でも触れた通り、私は外部からの攻撃の入り口をなくすために、
自分のブログ内には入力フォームを一切置かないと決めていました。
ただ、アドセンスの審査では「万が一のときに連絡がつく運営実態があるか」が見られるため、
何らかの窓口がわかりやすい場所にある方が有利になりやすいそうです。
自分のサイトに入力欄を置かずに済む方法として、
外部のGoogleフォームへのリンクを貼る案を提案されました。
ただ、私はこれまでGoogleフォームをちゃんと使ったことがなく、
わからないことばかりだったので、素朴な疑問をそのままぶつけてみました。
・フォームに入力されたデータは、どこに保管されてどう管理するのか
・お問い合わせ窓口を作る以上、届いた連絡には毎回返信しないといけないのか
・もし悪意のある文章やプログラムを打ち込まれたら、どんな危険があるのか
AIの説明によると、データは自分のサーバーやパソコンには一切入らず、
Googleアカウント側の管理画面に貯まるだけとのことでした。
また、届いた連絡すべてに返信する義務はなく、
むしろ「自動返信」をオンにすると、赤の他人のメールアドレスを入力されて、
迷惑メールの踏み台に悪用されるリスクがあるから必ずオフにすべきだと教わりました。
それを聞いて、無理に双方向のやり取りをする必要はないなと腑に落ちました。
そこで、質問を受け付ける一般的な問い合わせフォームではなく、
「ご意見・ご要望・問題の報告用フォーム」と割り切ることにしました。
個人情報を一切預からない仕組みにする
具体的には、名前やメールアドレスの入力欄すら作らず、
報告内容のテキストだけを送ってもらう形にしました。
送信が終わったら「ご報告ありがとうございました。サイトの運営に役立てます」と表示し、
原則として個別の返信は行わないスタンスをページにも明記しています。
これなら個人情報を預かることによる情報漏洩のリスクもゼロになりますし、
回答データを表計算ソフトで開かないように気をつければ、悪意のある入力への対策にもなります。
実際にフォームを作るときは、GoogleフォームのAI作成機能を使ってみたのですが、
AIが気を利かせて勝手に名前欄やメールアドレス欄を追加しないよう、
あらかじめ除外条件を細かく指定した作成用の指示文をAntigravityに書いてもらいました。
おかげで迷うことなく、狙い通りのシンプルな報告窓口を公開することができました。
遠回りの記録を残すというこだわりは変えたくなかった
最後の6つ目は、トップページなどに載せているブログ全体の説明文の見直しです。
以前から書いていた「必ずしも正解ではない方法が含まれている」といった表現が、
審査の目線では「情報の質が低いサイト」とマイナスに受け取られる可能性があると指摘されました。
ただ、この点については個人的にどうしても外す気になれませんでした。
きれいにまとまった最短の正解手順だけでなく、
うまくいかなかった方法や、あちこち遠回りした試行錯誤の工程の中にこそ、
新しい発想につながる何かや解決のヒントが散りばめられていると思っているからです。
「この考え方は残したまま、だからこそ読む価値があるという方向性の文章に直せないか」と相談したところ、
AIからも、今の時代は整った正解よりも書き手自身の試行錯誤(一次体験)の方が、
独自の価値として評価されやすいと背中を押してもらえました。
そこで、「うまくいかなかった方法や遠回りの工程も含め、
新しい発想や解決のヒントにつながる記録としてあえて残している」という表現に整えました。
次回以降の記事更新で元の文章に上書きされてしまわないよう、
ブログ管理ツールのデータベース側にもこの設定をしっかり保存してもらいました。
一通りの修正を終えてわかったこと
すべての修正が終わったあと、全ページをビルドし直して本番環境へ反映してもらいました。
今回の一連の見直しを通して学んだことは大きく3つあります。
・審査に通らないときは記事の内容ばかり疑いがちだが、
ダミーURLや仮の広告枠など基本的な設定ミスが意外と潜んでいること
・セキュリティを重視して機能を削る場合でも、外部サービスの設定を工夫すれば安全性を保ったまま窓口を作れること
・「個人情報を最初から集めない」「自動返信をしない」と割り切ることで、
運営の手間もリスクも大幅に減らせること
最初は「有用性の低いコンテンツ」という言葉だけを見てどうしたものかと悩みましたが、
AIにコードの中身まで点検してもらったおかげで、
自分では気づけなかった設定の抜け漏れをまとめて掃除できました。
また、フォームの仕組みやリスクを一つずつ確認しながら決めたことで、
「静的ページだけで安全に運用する」「遠回りの過程もそのまま残す」という、
自分が一番大事にしたかったブログの軸を曲げずに整えられたのが何よりの収穫です。
これで審査がどうなるかはまだわかりませんが、まずはサイトとしての土台がちゃんとした形になってほっとしています。