記事のタイトルがわざとらしくなってしまう問題
ブログ運用ツールの形がひと通りできてきたので、
まずは自動で記事を作ってもらうテストから始めました。
実際に出来上がった記事を確認してみたのですが、
最初に気になったのはタイトルの付け方でした。
初期設定として、
私の年齢やパソコンにあまり詳しくないといった背景情報を、
あらかじめAIに伝えてありました。
ただ、それはあくまで文章の雰囲気や、
どういうところで疑問を持つかという基準として渡したつもりでした。
ところが、出力された記事を見てみると、
毎回のようにタイトルの先頭にその属性がそのまま入っていたのです。
普通の人間が個人のブログを書くときに、
毎回自分の年齢や属性をタイトルに入れることはまずありません。
そこで、文体を選ぶための裏側の設定と、
実際に表に出すタイトルのルールを切り分けるように直してもらいました。
これで自然になるかと思いきや、
次に出てきたタイトルを見て、また別の違和感を覚えました。
属性の文字は消えたのですが、
今度は世の中に溢れている量産型のAI記事のような、
妙に芝居がかった大げさな言葉が並んでいたのです。
なぜこういうわざとらしい表現になってしまうのか聞いてみたところ、
原因はプロンプトの中にあった、
読者が楽しめる魅力的なタイトルにするようにという指示でした。
AIに魅力的に書くようにお願いすると、
ネット上の目を引くWeb記事の書き方を真似してしまい、
日常の日記では使わないような強い言葉や記号を盛ってしまうそうです。
読者を釣るようなキャッチコピーは求めていないので、
その日の作業内容を淡々と振り返るような、
飾り気のない素朴なタイトルにするようルールを書き換えてもらいました。
過去記事をすべて消して一から書き直すことにした
タイトルの付け方や文章の方向性が大きく変わったので、
これまでテストで作ってきた古い記事は、
ここで一旦すべて消してしまうことにしました。
大元の会話データは親フォルダのデータベースに残っていますし、
変に古い記事を残しておくよりも、
新しいルールで1日目から順番に書き直した方がすっきりします。
記事を作る手順についても、
毎回どの日の分を書くか細かく指示するのは手間がかかります。
そこで、特にこちらから指定しない限りは、
親フォルダのデータベースに入っている一番古い日付の会話を集めて、
1日分ずつ順番に日記へ書き起こしていく仕組みにしてもらいました。
まずは既存のデータをすべてリセットしてもらい、
一番古い日付のやり取りから、
改めて1日目の日記を生成してもらいました。
ツールの画面がスクロールできない不具合とレイアウト調整
生成された1日目の記事を管理ツールで確認しようとしたところ、
今度はツールの画面側でいくつか問題が見つかりました。
記事の文章が段落と見出しごとにボックスで並んでいるのですが、
マウスホイールを回しても画面がまったくスクロールしなかったのです。
さらに、作成した記事を本番のサーバーへアップロードする処理も、
うまく動いていませんでした。
AIに調べて直してもらったところ、
画面全体の枠の高さが決まっていなかったことや、
各ボックスの中の入力欄がマウスの動きを奪っていたことが原因でした。
スクロール自体はすぐに直り、
本番環境へのアップロードも無事に動くようになりました。
ただ、実際に画面を最大化して記事を読んでみると、
もうひとつ使いづらい部分に気がつきました。
ウィンドウを広げたときに、外側の枠だけは横に広がるのに、
肝心の文字を入力するエリアが狭いまま固定されていたのです。
また、出力された日記の本文も、
1行がだらだらと長かったり急に短くなったりして、
少し読みづらく感じました。
そこで、以下の2点についても追加で手直しをお願いしました。
・ウィンドウの大きさに合わせて、文字の入力欄も横幅いっぱいに広がるようにすること
・文章が読みやすくなるよう、句読点で適度な長さに改行を入れること
この2つを直してもらったことで、
管理ツールの画面でも本番のブログ画面でも、
ずいぶん落ち着いて文章が読めるようになりました。
カテゴリーやタグの整理もAIに任せる仕組みを追加した
画面の使い勝手と文章のルールが整ったので、いくつかの過去ログで記事の生成を試してみました。
出来上がった記事のタイトルも素朴で自然な感じに収まっており、狙い通りの雰囲気になってきました。
ここで6日目までの記事が並んだのを見て、
カテゴリーやタグの整理もAIに任せてしまえないかと思いつきました。
記事が増えるたびに自分でタグを考えたり、
一度しか使わないような細かいタグが増えすぎたりするのは管理が大変です。
相談してみたところ、すでにあるカテゴリーやタグの一覧をAIが確認した上で、
記事の内容に合うものを自動で選ぶ仕組みを追加してくれました。
使われなくなった不要なタグを自動で掃除する処理も入れてもらい、
記事が増えてもタグが散らからない状態に整えることができました。
今日の振り返りと学び
今日いちばんの収穫は、
AIがわざとらしい文章を書いてしまう原因がわかったことでした。
・人物の設定はそのまま表に出させず、文体を選ぶための裏の基準として切り分けること
・魅力的に書くように指示すると、AIは大げさなWeb記事の表現を真似してしまうこと
・素朴な日記にしたいときは、飾らず淡々と事実を書くように具体的な例で縛ること
良かれと思って入れていた前向きな指示が、
かえってAI特有のわざとらしさを生んでいたというのは面白い発見でした。
ツールの画面の不具合もひと通り片付き、
過去の記録を順番に記事へ変換していく流れがようやく軌道に乗ってきました。