システム開発ではなく考えを整理する場所を作る
今回は新しく、
お金の管理やこれからの投資の方針を考えるための、
専用プロジェクトフォルダを立ち上げました。
まずはいつものように、
親フォルダにあるデータベースや、
会話を自動で保存する仕組みにちゃんと繋がっているかを、
AIに確認してもらうところから始めました。
設定ファイルやフックの動作を見てもらい、
問題なく記録できる状態になっていることがわかったので、
安心してお話を進めることにしました。
ただ、このフォルダでやりたいことは、
何かプログラムを書いたり、
システムを作ったりすることではありません。
今後自分がどういう考え方で投資をしていくのか、
その戦略を固めるための壁打ち相手として、
AIに付き合ってもらおうと思ったのがきっかけです。
せっかくお金を投じるのであれば、
単純に数字を増やしたいというだけでなく、
自分が想像している未来の姿に基づいたものにしたいですし、
日本に住んでいる以上は、
日本がより住みやすくなるように、
海外の株ではなく日本企業の株をメインに買いたい、
という思いがありました。
そこでまずは、
私が普段どんなことを考えているのかを、
順番に聞いてもらうことにしました。
応援したい企業の条件とこれから来る未来の話
最初に話したのは、
なぜ日本の企業にこだわりたいのかという理由です。
今の日本の社会を見ていると、
円安や物価高などいろいろな問題がありますが、
その原因の一つとして、
外貨を稼げるような企業ではなく、
国内で間に入って手数料をもらうようなサービスばかりが、
増えすぎているのではないかと感じています。
国内のパイを奪い合うだけだと、
国全体のお金が増えないまま海外へ流れていきますし、
間に挟まる会社が増えるほど価格競争が起きて、
結局は人件費のカットや、
少ない人数で回そうとして一人あたりの負担が増える、
といった状況に繋がっている気がします。
だからこそ、
これから応援したい企業の条件として、
次の3つの軸を伝えました。
・国内の中抜きではなく、外から外貨を稼げる実力があること
・自社の従業員を大切にして、利益を現場へ還元していること
・下請けや協力会社を買い叩かず、設備投資や人件費にお金を回せるだけの適正な対価を払っていること
その上で、
今後どういう技術や分野が伸びてほしいかについても、
普段考えていることを一通り話してみました。
・AIの普及などで電力不足が深刻になる中での、核融合発電や人工ガソリンなどの次世代エネルギー
・大掛かりな冷却設備がいらず、省電力で動かせる光量子コンピュータや通信技術
・新しい技術に置き換わった後に必ず出る、古い発電施設や機器などの大量の廃棄物を分子レベルで分解して再資源化する技術
AIからは、
新しい技術が普及した後の、
古い設備の廃棄問題までセットで考えている点がおもしろいと、
これまでの話をきれいに整理してまとめてくれました。
チャットが変わっても記憶を引き継ぐ仕組みと情報収集のルール
こうして自分の考えを一通り話したあと、
一つ気になったのが、
やり取りが長くなった時のことです。
最近のモデルは扱える文字数がかなり増えたので、
頻繁にチャットを切り替えなくても大丈夫そうではありますが、
それでも話が長くなれば、
新しいチャットを立ち上げて続きを話すことになります。
その時にまた一から同じ説明をするのは大変なので、
システムで言うところの引き継ぎの仕組みのように、
話し合った内容や私の判断の傾向を、
AI自身でメモして残していってほしいとお願いしました。
あまり複雑な仕組みにしてごちゃごちゃしてもいけないので、
やりやすい形に任せたところ、
次の2つのファイルを作ってくれました。
・新しいチャットを開いた時に自動で読み込まれる基本ルールのファイル
・会話の節目ごとに議論の内容や企業の評価を書き足していくマスターノート
これに加えて、
裏側では親フォルダのデータベースにも会話が保存されます。
途中でファイルを書き込む際に、
Windowsの環境で日本語を送ると、
文字コードの関係で通信がタイムアウトする不具合も見つかったのですが、
そこも裏側で直してくれたようでした。
さらに、具体的な企業を調べる前に、
もう一つ大事なルールをお願いしました。
ネットで株のことを調べると、
株の動向サイトや個人・企業のおすすめ記事がたくさん出てきますが、
ああいったものは結局、
発信している人たちが株で儲けたいという思惑が、
入っている可能性があります。
そのため、このプロジェクトでは、
第三者のおすすめサイトなどの情報は一切含めず、
企業が公式に出している一次情報や公的機関の資料だけを集めて、
そこから先はAI自身の推論で評価してほしいと伝えました。
試しにそのルールを使って、個人的に気になっていた光技術系の国内メーカーを、
一次情報だけで調べて評価してもらいました。
すると、海外での売上比率が約8割と高く、外貨を稼ぐ力がしっかりあるだけでなく、
先ほど話した核融合や光量子コンピュータ、さらに廃棄物の選別技術にまで関わっていることがわかり、
自分の見立てとも大きくずれていなかったので、とてもいい会社だなと実感できました。
自分の懐事情に合わせた現実的なゴール設定
方向性や調べ方のルールが固まってきたので、
最後に自分自身の今の状況も正直に伝えて、
メモに追加しておいてもらいました。
実のところ、私はこれまで一度も投資をしたことがない初心者で、
ようやく銀行とネット証券の口座を作って、NISAの紐付けが終わったばかりの段階です。
短期的に大きな利益を狙うのではなく、日々の増減は気にせず、
銀行より少し金利が高い預金先のような感覚で、5年後や10年後に多少増えていればいいなと思っています。
そのため、危ない信用取引などはせず、自分が持っているお金の範囲で買う現物取引だけで、
淡々と積み立てて放置するつもりです。
ただ、具体的な計画を立てる上で一番悩ましいのが、毎月投資に回せる予算に限りがあり、
無理のない最低ラインから余裕がある月の上限まで、
あらかじめ決めた少額の範囲内でやりくりする必要があるということです。
日本の株は基本的にまとまった単位で買うことが多いので、
この予算だと、気になる会社の株を毎月全部少しずつ買うといったことが、なかなか難しくなってきます。
そこで、この限られた予算の中で、どの会社の株をどういう割合や順番で買っていくのがいいのか、
仕組みも含めて一緒に考えていくことにしました。
AIからは早速、毎月の最低ラインの金額だけを自動積立にして余裕がある月に買い足すか、
口座にお金をプールして毎月一定額を自動で回すかといった質問や、
1株単位で買える仕組みを使ったローテーションの提案が出てきたので、次回はこの質問に答えながら、
毎月の具体的な買い方を決めていこうと思います。