処理が終わらない原因と自己ロックの解除
作業を進めていたところ、
AIの処理がいつまで経っても終わらない状態になってしまいました。
それどころか、途中でプログラムの書き換えミスがあったようで、
安全装置が働いてAI自身がファイルを直せない状態になっていました。
まずは言われた通りにコマンドを打ち込み、
ファイルを元の状態に戻してロックを解除するところから始めました。
そのあとで、どうしてこんなに時間がかかっているのか、
理由を聞いてみることにしました。
話を聞いてみると、内部でなんと120回以上も、
修正とダメ出しのやり取りを繰り返していたそうです。
原因は、大きく分けて2つありました。
・反対意見を出すモジュールが、重箱の隅をつつくように新しい問題を探し続けてしまうこと
・作業する側のAIが、問題がゼロになるまで終われないルールになっていたこと
対策を10個追加しても、
「じゃあこの珍しいコマンドを使われたらどうするんだ」と、
果てしなく指摘が続いていたようです。
真面目にチェックしてくれるのはありがたいのですが、
これではいつまで経っても作業が前に進みません。
名前を間違えながら提案した「判断役」の仕組み
もうひとつ悩んでいたのが、
どのタイミングでどの確認用モジュールを動かすかという問題です。
私自身はプログラミングや技術的なことに詳しくないため、
「今は公式の説明書を調べるべきか」
「ネット上の失敗例を探すべきか」
「反対意見を出すモジュールを呼ぶべきか」を、
毎回自分で判断して指示するのはかなり無理がありました。
そこで、以前見かけて気になっていた、
判断だけに特化したAIを間に挟めないかと相談してみました。
最初はうろ覚えで「JEB」と伝えてしまい、
そのまま話が進みかけたのですが、
途中で「Jev(TypeSafe AI)」の間違いだったことに気づき、
慌てて訂正して考え直してもらいました。
このJevという仕組みは、
普通のAIのように長い文章を作るのではなく、
「イエスかノーか」や「どの選択肢がいいか」の確率だけを、
ほんの一瞬で返してくれるそうです。
余計なおしゃべりをしないので、
プログラムの中の振り分け役としてちょうど良さそうでした。
パッケージの導入と警告メッセージへの戸惑い
さっそく使ってみようと思い、
発行したAPIキーを安全な保管場所として教えてもらった、
Windowsの環境変数に登録しました。
続けて必要な道具を入れるために、
自分の画面からインストールのコマンドを実行しました。
AIが勝手に外部のソフトを入れられないよう制限しているため、
ここだけは自分で打つ必要があります。
すると、画面に英語で「WARNING」という文字が出てきて、
少しドキッとしました。
何か失敗したのかと思ってそのまま貼り付けて聞いてみたところ、
「補助ツールの場所が登録されていないという注意書きだけで、
インストール自体は成功しているので無視して大丈夫」とのことでした。
最後に「Successfully installed」と出ていれば問題ないそうで、
ひとまず安心しました。
二度目のロックと履歴引き継ぎの工夫
準備ができたので「では進めてください」とお願いしたのですが、
直後にAIから平謝りされました。
プログラムを編集した際に、閉じカッコ「`}`」が1つ抜けてしまい、
またしても安全装置が作動して動けなくなったとのことでした。
今日だけで2回目の復旧コマンドを打ち込みながら、
安全装置がちゃんと働いている証拠ではあるものの、
なかなかすんなりとはいかないものだなと実感しました。
気を取り直して、どういう流れでチェックを回すか、
細かい部分を詰めていきました。
私がそのままメインのAIとやり取りすると、
裏側での長い議論が全部混ざってしまい、
メインのAIの記憶がごちゃごちゃになってしまいます。
また、メインのAIが「もう十分だろう」と勝手に判断して、
チェックをサボってしまう心配もありました。
そこで、次のようなルールをお願いすることにしました。
・私の発言をまず判断役のAIに通し、3つの専門モジュール(公式調査・事例調査・批判)のうち必要なものを確率で選ぶ
・出てきた結果はメインのAIではなく、記憶を持たない別枠のまとめ役に統合させる
・毎回記憶をリセットすると、前にダメだと却下した案に逆戻りする恐れがあるため、
「なぜそれを採用・却下したか」の履歴メモを一緒に回す
・また無限ループにならないよう、やり直しは最大5回までで打ち切る
今日のまとめとこれから
今日一日で、これまで手動で指示していたチェック作業を、
裏側で自動的に回すための設計図がようやく固まりました。
1. 完璧を求めすぎるとAI同士でもぐら叩きになるため、回数制限や終了基準を決めておくこと
2. 判断専用の仕組みを入り口に置くことで、自分が技術的な振り分けを悩まなくて済むようになること
3. 記憶を持たないAIを使うときは、同じ失敗を繰り返さないよう判断の経緯だけメモして渡すこと
実際にこの仕組みを動かしてみて、
本当に自然な形で納得のいく回答が返ってくるようになるのか、
次回から少しずつ試していこうと思います。